Bottega Gryphorca

Artwork of Yune Hikosaka



Working policy

幼少時よりずっと惹かれてきた恐竜、古生物等を題材として作品制作をしております。

 

描くにあたっては何より愛情と、ややもすれば怪しげな言葉になりがちですが「いのり」を大切にしています。これは私自身が動物たちに感じている親近感に加え、元来アニミズム的要素が強かった日本古来の文化・宗教観に立脚した考え方もあいまってのものです。時代が進み「いのり」に政治的な要素が増えていくにつれ神性は「ヒト」の形に押し固められ祭り上げられるようになりますが、そも神々は日常身の回り至る所にあらゆる形で存する極めて近しい存在、厳しくも優しくも共に在る自然の化身でした。

そうした感覚をバックボーンに、輝きを失わない偉大な過去の象徴として、また同時に現代においても日常の一端を構成する善きお隣さんーー“隣神”として、彼らを描かせて貰っています。